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【市況】【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 新たな自分、新たな気持ちで後半相場に臨む!

株式アドバイザー 北浜流一郎

「新たな自分、新たな気持ちで後半相場に臨む!」

●投資の腕を磨き上げる好機に

 ゴールデンウイーク(GW)と呼ぶのは果たして適切なのだろうか。旅行に出かけられないのはもちろん、近所に出かけるのも控えなければならない。飲食店で楽しく食事することもできない。楽しい話を聞いても快活に笑ったり、大きな声を出したりもできない。

 そんな日々になっているのに、GWと言えるだろうか。これでは、絶対にゴールドではなく、銀でも、銅でもない。泥、いや、それ以下じゃないかと言いたくなる。

 余談だが、投資の世界でもゴールド(金)の価格は下落、銅が上昇している。日本のGWと関係があるのだろうか…。もちろん、そんなものないに決まっているが、銅の上昇には注目だ。改めて書くまでもないが、銅価格の上昇は経済の上向きを意味するからだ。

 このように株式市場の上昇要因となる材料はあるのだが、なにしろ市場も休みだ。しかし、米国市場は開いているので、米国株投資をしている人たちは元気だ。米国株には長期の休みがないのだから株はやりやすいし、世界的によく知られている大型株が上がり続けていて、NYダウ、S&P500は最高値を更新したばかり、ナスダックも間もなくそうなる……と。

 確かに、これらは事実なので認めざるを得ないが、休日の間は自宅シェルターに籠もらざるを得ないのであれば、日本株を手掛ける投資家もその有効活用を考えたい。もちろん、部屋の整理や庭木の手入れなどのほかにだ。

 となると、やはり株に関することになる。お勧めは、

(1)株の本を1~3冊読む
(2)「会社四季報」春号を全ページ読み直す
(3)チャートを少なくとも300~1000銘柄は見る

(1)は自分が以前読んで参考になった本を読み返すでもよいし、購入したものの読まないままになっていたものを読むのでも構わない。(2)は大変そうに見えるが、実行してみると結構楽しくなるのでさほど苦痛ではなくなる。(3)は自分が取引しているネット証券のサイト、ヤフーファイナンス、株探、さらにはチャート集を購入するなど方法はいくらでもある。

 これらが終わったところで休日明けとなり、その時には新たな自分がいて、新たな気持ちで市場に向き合うことができ、今年の後半相場で大成果を上げることも決して夢ではなくなる。反対に、休日中なにもしなければ後半相場での大成果も当然ない。

◆狙うは売り込まれた主力株

 ということで、ここでの注目銘柄は連休明けに備えて、市場全体が大きく下げた時の鉄則通りに、大きく売り込まれた主力株への投資を考えたい。

 そこで、まずはTOTO <5332> になる。28日に明らかになった決算は、前期実績、今期予想ともに良好なものだったが、株は大きく売り込まれてしまった。「なぜ?」と考えてもあまり意味はない。いまは決算発表売りが常態化しているからだ。しかし、投資の観点からはこんなところで投資しておくのがよい。

 車載用中心に各種モーターに強いマブチモーター <6592> も自動車向けの需要減はあるものの、基本的には今後復調が見込めるため拾っておきたい水準だ。

 ステアリングや自動車用軸受けに強いメーカーながら、株価が3月半ば以降下げ続けているジェイテクト <6473> も1000円割れまで下げており、すぐではないものの、そろそろ反発してもおかしくない状況にある。

 車載用コンデンサーの需要が期待外れとなっているため、株価が低迷中の村田製作所 <6981> も期待が持てる。ただ、値動きはゆっくりしたものになりそうだ。

 自動車需要との関係が緊密な銘柄が続くが、さらにもう一銘柄。小糸製作所 <7276> だ。自動車用照明で首位、特にトヨタ向けに強い銘柄であることを考えると、このまま株価が低迷を続けてしまうことはまず考えられない。

 売られすぎと思える主力株はこれくらいにして、指標の日経平均株価に連動するETFにも目を向けておこう。となると、銘柄は日経平均ブル2倍上場投信 <1579> [東証E]かNEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]がよい。

 そして最後は、ミドリムシを活用したバイオジェット燃料の先駆企業ユーグレナ <2931> になる。

2021年4月30日 記


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