東エレク、アドバンテストなど買われる、米半導体株に追い風吹きアプライドMは最高値
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が軒並み高の展開。前日の米国株市場では、バイデン政権が打ち出す巨額のインフラ投資計画が米国への製造拠点回帰を促進させ、半導体製造装置メーカーなどに強力な追い風となるとの見方が浮上している。これが同関連株への投資資金流入を誘っており、半導体製造装置世界トップメーカーのアプライド・マテリアルズは5%を超える上昇をみせ過去最高値を更新。このほか、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーズなど幅広く買いが広がり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反発に転じた。この流れが東京市場にも波及する形となっている。引き続き世界的な半導体需給の逼迫で、半導体製造装置メーカーの収益チャンスが中期的に高まるとの思惑も根強い。
出所:MINKABU PRESS
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