貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9984 ソフトバンクグループ

東証P
8,586円
前日比
+36
+0.42%
PTS
8,604.1円
23:58 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.15 0.51 9.19
時価総額 126,214億円
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今週のマーケット展望「米国の調整リスクを警戒」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

今朝は日経平均が、すごい勢いで2万9000円の大台に乗りましたね!週初めから嬉しい一方、その後の調整が気になるところですよね。

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、2月8日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず広木さんは、『今週の日経平均は昨年来高値の2万8822円をクリアして2万9000円の大台に向かうだろう』と言及。

その背景について、『バイデン大統領は、新型コロナウイルス危機対応の経済対策を共和党の協力なしで迅速に推し進める考えを強く示唆した。下院は予算決議案を可決。バイデン政権が掲げる1兆9000億ドル規模の経済対策案を民主党のみで可決させる構えを見せている。最終的に共和党と折り合いながらでも合意に近づけば、市場はそれを好感して一段高となるだろう』と述べています。

ただ、『米国の長期金利は1.16%まで上昇している。一時は1.18%と1月中旬以来の高水準をつけた』と指摘。

『イールドスプレッドの観点から米国株の調整リスクは高まっている。一段高となってPERが上昇し、同時に長期金利も上がれば、バリュエーション的にかなり危険な水準となる』として、『米国株の調整リスクは常に念頭に置いておきたい』と見解を述べています。

そして、『その意味でも注目したい経済指標は10日に発表される1月の米消費者物価指数だ』と広木さん。

『コロナ禍での供給制約から物価に上昇圧力がかかりやすい。物価高⇒金利上昇とはねる経路には注意したい』と説明しています。

その他、注目イベントとしては、『パウエルFRB議長が10日に行うエコノミッククラブ・オブ・ニューヨーク主催のオンライン講演がある』と伝えています。

国内の動きについては、『今週は国内で決算発表が佳境を迎える。8日にはソフトバンクG<9984>、9日には富士フイルム<4901>、資生堂<4911>、日産<7201>、ホンダ<7267>などが注目されるが、なんといっても10日のトヨタ<7203>の決算発表がハイライトだ。資料の開示時間は午後1時25分で、会見は1時30分から』と伝えています。

さらに、『新興市場も注目銘柄の決算発表ラッシュだ。2月8日にJMDC<4483>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ワークマン<7564>、9日に日本マクドナルドHD<2702>、10日にGMOフィナンシャルゲート<4051>、BASE<4477>、フリー<4478>、AI inside<4488>、12日にラクス<3923>、メドレー<4480>、そーせいグループ<4565>、モダリス<4883>、フェローテックHD<6890>などが決算発表を予定している』と、注目銘柄を挙げています。

最後に、今週の予想レンジは『2万8500円?2万9100円とする』としています。

参考にしてみてくださいね。

山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター山崎みほ

《FA》

 提供:フィスコ

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