日経Dインバが初の500円台割れ、買い残積み上がり上昇相場加速で投げ誘発
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>が大幅安で5日続落と下値模索の動きを強め、初めて500円台を割り込み上場来安値を更新した。全体相場は、前日の米株高を受け日経平均がフシ目の2万7000円ラインを突破し、更に買いの勢いが強まっている。そのなか、同銘柄は日経平均株価に対し逆方向に連動するETFで価格変動率がマイナス2倍に基本設定されているため、株価は下げが加速する格好となった。全体相場を高値警戒ゾーンとみている個人投資家の信用買いが高水準に積み上がっているが、結果的に投げを余儀なくされている。直近データでは信用買い残がなお1億口を超えており、信用倍率は47.2倍と大幅に買い長の状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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