建設技研が急動意、好業績・割安で7~9月期営業利益6割増がサプライズに
建設技研研究所<9621>が急動意、一時約7%高で2267円まで駆け上がり、9月末につけた戻り高値2100円を大陽線で上回ってきた。総合建設コンサルタントで、河川や道路の調査などで実績が高いほかICTを活用した防災・減災でも強みを持つ。政府が推進する国土強靱化計画に絡み受注残も高水準で、足もとの業績は好調だ。10日と取引終了後に発表した20年1~9月期決算は営業利益段階で前年同期比12%増の38億1500万円と2ケタ伸長を達成したが、7~9月期でみれば前年同期比60%という伸び率で注目を誘った。PER11倍前後、PBR1倍割れ水準と指標面でも割安感があり、水準訂正余地を見込んだ買いが勢いを増している。
出所:MINKABU PRESS
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