テモナが一時１６％高、ＥＣ支援事業拡大で２１年９月期営業利益２．１倍へ

　テモナ<3985>が急反騰し、一時前日比１６．１％高の１４１０円に買われた。１０日の取引終了後、２１年９月期連結業績予想を発表しており、売上高２９億１０００万円（前期比２６．５％増）、営業利益３億７８００万円（同２．１倍）、純利益２億９００万円（同２．１倍）と大幅な増益を見込んでいることが好感されている。

　今後商取引の電子化が進展することが見込まれるなか、サブスクリプション型ビジネスモデルを更に広げるためのＥＣを支援する既存サービスの機能開発と販売を引き続き推進し収益拡大を目指す。また、コスト構造の見直しや生産性の改善に取り組み、利益率の改善を図るとしている。

　同時に発表した２０年９月期業績は、売上高２３億１００万円、営業利益１億７８００万円、純利益９８００万円だった。なお、２０年９月期から連結財務諸表を作成しているため、前の期との比較はない。

出所：MINKABU PRESS