メルカリが急騰、前期業績上振れ着地と四半期初の営業黒字を好感
メルカリ<4385>が急騰し、株価は新規上場した18年6月以来となる5000円大台を突破している。6日の取引終了後に発表した20年6月期の連結最終損益は227億7200万円の赤字(前の期は137億6400万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の261億円~276億円の赤字を上回って着地したことが好材料視されている。
第4四半期に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、国内と米国でEコマース需要が拡大し、フリーマーケットアプリ「メルカリ」の利用者数が増加したことが寄与。コロナ禍で広告宣伝費を中心とした投資を抑制したことに加え、コスト削減を強化したことなども業績上振れの要因となった。なお、第4四半期の営業損益は9億2900万円の黒字と上場後初の黒字を達成しており、これも評価材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
第4四半期に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、国内と米国でEコマース需要が拡大し、フリーマーケットアプリ「メルカリ」の利用者数が増加したことが寄与。コロナ禍で広告宣伝費を中心とした投資を抑制したことに加え、コスト削減を強化したことなども業績上振れの要因となった。なお、第4四半期の営業損益は9億2900万円の黒字と上場後初の黒字を達成しており、これも評価材料となっている。
出所:MINKABU PRESS