個人投資家・有限亭玉介:夏相場は調整へ?押し目狙いの個別株を注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年6月30日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
この度は『夏相場は調整へ?押し目狙いの個別株を注目』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
まず最初にご紹介するのがライトアップ<6580>です。ITを活用した中小企業向けのコンサルティングを手掛ける同社は、5月15日の決算では経常利益が減益となりますが、21年3月期は57.9%の増益予想が好感されて、窓を開け動意しました。その後のチャート(日足)は、25日線を下値サポートに上昇トレンドへ乗っております。6月2日にはベクトル<6058>と、6月24日にはリログループ<8876>との業務提携を発表しており、同社の助成金・補助金自動診断システム「Jシステム」をOEM提供するとの事です。今後も下値を切り上げるか監視ですな。
2つ目の銘柄は、認可保育所や学童クラブを運営しているJPホールディングス<2749>です。5月13日の決算では経常利益が増益着地し、21年3月期も過去最高益での増益予想としております。4月の新年度の時期に新型コロナの感染が拡大した事で業績への懸念がありましたが、堅調に伸長している模様です。今年4月より東京を中心に新たな保育園と学童クラブを開設しており、今後も待機児童問題の解決へと貢献して欲しいですねぇ。目先は200日移動平均線を上抜いてこれるかと監視中です。
3つ目の銘柄は、ICTソリューションを手掛けるテックファーム<3625>です。同社の5月15日の決算発表は経常利益が減益着地となりましたが、6月19日に電子スタンプを活用した検温証明システムの提供開始を発表すると急動意しました。これにより、ショッピングモールや商店街などで、入店時に実施される新型コロナ対策の体温測定結果を記録し、2店舗目以降の検温が不要になるとの事です。東京を中心に感染終息の目途が立たない中、コロナ禍での同社のスタンプサービス「Raklu」の活用法に期待したいところです。一目均衡表(日足)は雲の上限を上抜いており、目先は上値抵抗線となりそうな、26週移動平均線を超えられるかと監視中です。
4つ目の銘柄は小田原エンジニアリング<6149>です。5月14日の決算は赤字着地となりますが、完全受注生産でモーター用の自動巻線機を手掛ける同社は、下期に売上計上を予定している案件が多いとの事です。世界シェアも高くグローバルに展開している同社にとって、新型コロナによる物流の停滞は厳しい環境ではありますが、替えが効かない技術力の高さには定評があり、チャート(日足)はここまで25日線を下値サポートにしている様子です。一目均衡表(日足)でも雲を抜け、PBRでは割安水準である事から、底堅い動きに期待したいところです。
最後の銘柄はネットイヤーグループ<3622>です。6月22日に同社の筆頭株主であるNTTデータ<9613>が実施したアバター遠隔接客によるデジタルストアの実証実験に、同社も参画したとの発表が好感されております。コンテンツ企画やサイネージ動画の制作等を手掛け、遠隔でありながらも対面接客と同レベルのサービスを目指すとの事です。6月のチャート(日足)は保ち合いが続いておりましたが、22日に急動意すると、翌日も窓を開けて急騰しました。アフターコロナの世界でも非対面による遠隔接客への関心は高まると思われますので、押し目があればブログなどで改めて監視していきたいと思っています。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《US》
提供:フィスコ