TOWAはカイ気配、5G関連やサーバー向け投資需要捉え21年3月期経常は3倍増益へ
TOWA<6315>はカイ気配となっている。28日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は前の期比31.1%減の6億4700万円に落ち込んだものの、続く21年3月期は前期比3.1倍の20億円に急拡大する見通しとなり、これを好感する買いが向かった。
前期は米中貿易摩擦の影響を受け、モールディング装置の販売が落ち込んだことが響き、減収減益に沈んだ。ただ、下期は5G関連やサーバー向け設備投資の増加を背景に、付加価値の高いコンプレッション装置が好調で収益性は改善傾向にあった。今期はこの流れを引き継ぎ、半導体製造装置の販売が伸びるほか、新事業も拡大する見込みで、売上高は前期比14.8%増の290億円と2ケタ増収を計画している。
出所:MINKABU PRESS
前期は米中貿易摩擦の影響を受け、モールディング装置の販売が落ち込んだことが響き、減収減益に沈んだ。ただ、下期は5G関連やサーバー向け設備投資の増加を背景に、付加価値の高いコンプレッション装置が好調で収益性は改善傾向にあった。今期はこの流れを引き継ぎ、半導体製造装置の販売が伸びるほか、新事業も拡大する見込みで、売上高は前期比14.8%増の290億円と2ケタ増収を計画している。
出所:MINKABU PRESS