多摩川HDは一時S高、20年3月期経常は最高益更新で今期も成長継続へ
多摩川ホールディングス<6838>が続急騰している。株価は一時ストップ高で約3カ月ぶりの高値をつけた。20日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常損益は6億7200万円の黒字(前の期は7900万円の赤字)に浮上して着地。続く21年3月期の同利益は前期比6.1%増の7億1300万円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好材料視されている。
前期は主力の電子・通信用機器事業で5G関連市場を中心に高周波コンポーネントの需要を取り込んだほか、再エネ発電所事業で下関豊浦町太陽光発電所と千葉県館山発電所を売却したことも収益を大きく押し上げた。今期は主力の高周波回路素子事業を軸として光応用製品やミリ波帯域製品、デジタル・ソフトウェア関連製品などの開発・販売に注力する構えだ。
出所:MINKABU PRESS
前期は主力の電子・通信用機器事業で5G関連市場を中心に高周波コンポーネントの需要を取り込んだほか、再エネ発電所事業で下関豊浦町太陽光発電所と千葉県館山発電所を売却したことも収益を大きく押し上げた。今期は主力の高周波回路素子事業を軸として光応用製品やミリ波帯域製品、デジタル・ソフトウェア関連製品などの開発・販売に注力する構えだ。
出所:MINKABU PRESS