アライドアーキテクツ---1Qは営業利益が19.5%増、付加価値の高い事業に注力し収益性が向上
アライドアーキテクツ<6081>は13日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.8%減の9.74億円、営業利益は同19.5%増の0.15億円、経常利益は同56.4%減の0.05億円、親会社株主の帰属する四半期純損失は0.09億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。
営業利益については、海外子会社の赤字幅が減少したことにより、四半期としては4半期ぶりの営業黒字となった。また、コロナの影響については、1Qはクロスボーダー事業と海外子会社では影響を受けつつも、国内事業は大きな影響はなかった模様。国内事業では、顧客単価の向上や粗利率の高い月額課金型の自社ソフトウェアに注力するなど、付加価値の高い事業に注力した結果、堅調に推移した。2Q以降については今後の状況を注視するとしている。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.3%増の45.56億円、営業利益は1.01億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ