日清食HDは一段高で上場来高値更新、即席めんの価格改定効果で10~12月期営業利益29%増
日清食品ホールディングス<2897>が後場一段高で上場来高値を更新。午後1時15分ごろに発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算が売上高3480億4400万円(前年同期比3.4%増)、営業利益355億3300万円(同2.2%増)、純利益256億4800万円(同3.8%増)となり、特に10~12月期営業利益が29.2%営業増益となったことが好感されている。
即席めん事業で6月の価格改定が順調に浸透し日清食品、明星食品ともに増収となったことが業績を牽引した。原材料費や物流費の上昇に加えて、日清食品関西工場の稼働に伴う償却費の増加はあったものの、増収効果で吸収した。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高4650億円(前期比3.1%増)、営業利益370億円(同27.7%増)、純利益260億円(同34.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
即席めん事業で6月の価格改定が順調に浸透し日清食品、明星食品ともに増収となったことが業績を牽引した。原材料費や物流費の上昇に加えて、日清食品関西工場の稼働に伴う償却費の増加はあったものの、増収効果で吸収した。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高4650億円(前期比3.1%増)、営業利益370億円(同27.7%増)、純利益260億円(同34.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS