豊田合は大幅反発、20年3月期業績予想を下方修正も一過性損失
豊田合成<7282>は大幅反発し年初来高値を更新。前週末22日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を8450億円から8400億円(前期比0.1%減)へ、営業利益を410億円から210億円(同42.5%減)へ、最終利益を250億円から120億円(同48.5%減)へ下方修正したが、修正要因が一過性のものであり、それを除くと営業利益はやや上振れると見込んでいることが好感されている。
同時にドイツ生産子会社の豊田合成メテオール(TGM)の全株式を同国のプライベートエクイティファンドの傘下企業に譲渡すると発表しており、TGM及びTGM子会社が連結子会社から除外されることや事業整理損失を計上する予定であることが、売上高・利益を押し下げるとしている。ただ、譲渡に伴う一過性損失が営業利益を210億円押し下げる一方、第4四半期の赤字縮小分が10億円プラスに働くとしており、悪材料出尽くし感とともに、プラス面を評価した買いが入っているようだ。
出所:MINKABU PRESS
同時にドイツ生産子会社の豊田合成メテオール(TGM)の全株式を同国のプライベートエクイティファンドの傘下企業に譲渡すると発表しており、TGM及びTGM子会社が連結子会社から除外されることや事業整理損失を計上する予定であることが、売上高・利益を押し下げるとしている。ただ、譲渡に伴う一過性損失が営業利益を210億円押し下げる一方、第4四半期の赤字縮小分が10億円プラスに働くとしており、悪材料出尽くし感とともに、プラス面を評価した買いが入っているようだ。
出所:MINKABU PRESS