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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9270 バリュエンス

東証G
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SOU---19年8月期は3期連続の増収増益、売上・利益ともに業績見通しに上振れで着地


SOU<9270>は15日、2019年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.9%増の377.99億円、営業利益が同19.4%増の22.40億円、経常利益が同25.3%増の22.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の14.58億円となった。

リユース商品の仕入れにおいては、継続的な事業規模の拡大に資する販売商品の確保のため、主に一般消費者から商品を買い入れる買取店舗の新規出店を推し進めるとともに、百貨店での買取催事の実施など仕入れ機会の創出に加え、出店の足掛かりとしての取組みを展開した。また、移転・退店も併せて実施し、買取セクション全体としての集客・運営の効率化を図った。当年度末のグループ全体の買取店舗数は「なんぼや」61店舗、「BRAND CONCIER」4店舗、「古美術八光堂」9店舗となった。また、仕入れにつなげるための集客については、強みのWEBマーケティングを駆使したSEOやリスティング広告等に引き続き注力した。さらに、所持品の実物資産としての管理・運用を提案する資産管理アプリ「Miney(マイニー)」について、他社サービスとの連携等により潜在顧客との接点を拡大するとともに、買取店舗来店客に対する登録誘致を継続することで、効率的な顧客の囲い込み、リピーター化につなげてきた。

リユース商品の販売においては、業者向けオークション「STAR BUYERS AUCTION(スターバイヤーズオークション)」の国内定期開催に加え、2018年9月より国内においてオンライン入札オークションを開始した。また、香港大会についてはダイヤモンドオークションを4回、時計オークションを2回、新ジャンルとしてジュエリーオークションを1回開催した。また、連結子会社の古美術八光堂の自社オークション「THE EIGHT AUCTION(エイトオークション)」を定期開催し、美術品・骨董品等のメイン販路としての整備を進めた。さらに、小売りについては、ヴィンテージ品を中心に取り扱う「ALLU(アリュー)」の2号店を大阪・心斎橋に出店するとともに、ストリートブランド等も取り扱う新ECサイト「usus(ウズウズ)」をオープンした。また、EC上の複数チャネルへの同時出品と在庫連携を可能にするなど運用面での効率化を図り、EC販売の強化を実施した。

2020年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.6%増の437.00億円、営業利益が同18.3%増の26.50億円、経常利益が同14.9%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%増の16.50億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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