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【特集】すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 某OL(emi)さんの場合-第2回


億り人達成の実力をさらに進化させた、「変化」に目を付けた日本株選択術とは?

登場する銘柄
マーケットエンタープライズ<3135>、ワークマン<7564>、ファンデリー<3137>、リオン<6823>、第一交通産業<9035>、淺沼組<1852>、京成電鉄<9009>

筆者:福島由恵
金融機関出身のフリーライター。株式、投資信託、不動産投資などを中心とした資産形成に関連する記事執筆を主に担当。相続、税金、ライフプラン関連も数多く執筆。

某OL(emi)某OL(emi)さん(ハンドルネーム・女性)のプロフィール:
女性の兼業投資家。2018年に退職して専業投資家に転身後、現在は自身のペースによりフリーランスのスタイルで仕事をする。投資を本格的に始めたのは2008年、最初の本格投資の対象が日経225のオプション取引という異色の投資人生を歩み始める。日経平均株価が大きなトレンドが出にくい状況に対応した戦略が奏効、わずか3年後には「億り人」に。14年頃からは日本株の個別株投資を本格化させ、現在は守り主眼で株主優待株やバリュー株、値上がり益狙いで新興・成長株を売買しながら、リスクヘッジでオプションを活用。個別株投資では業績の変化や、日常の報道番組から消費者に広がるブームを先取りする方法などを取る。

第1回目の記事を読む

 前回の記事では某OL(emi)さん(ハンドルネーム、以下某OLさん)は投資初心者ながらオプション取引によって3年ほどで資産を7倍以上に膨らました後、メーンの取引を日本株の個別株に移行し、さらに利益を拡大させた足取りを紹介した。

 今回は個別株投資の具体的な銘柄選びの着眼点について紹介していく。前回の繰り返しになるが、某OLさんが個別株投資で意識しているのが分散だ。それは、「銘柄数」はもちろん、複数の着眼点から銘柄を選ぶという「選択方法」にもこだわっている。

 その理由は、自分が銘柄選択時に考えたストーリーが崩れない限り、外部要因等に惑わされずにマイペースに投資を続けるためだ。例えば、会計不祥事など、ある特定の個別銘柄に不測の事態が生じたり、相場全体の急落に引きずられたりしても、分散投資をしていれば、保有資産全体に与える影響を軽減でき、狼狽売りを避けられる。

どんなときでも投資を続けるために、分散にこだわる

 前回登場のとりでみなみさん(ハンドルネーム)など、これまで本コラムで紹介してきたすご腕投資家さんの多くは、どんなに相場が荒れようが、悲観的な見方が支配的になろうが、投資を続けていれば長期的には資産を膨らむという信念を持っている。某OLさんも同様だ。

 その考えを貫くために、某OLさんは銘柄選びの方法を、2つのグループに分けている。Aグループは投資を続けるための土台になることを目的に、株価が安定的で割安であることに着目し、また株主優待などのインカムゲインを狙う。このグループには200銘柄を配分する。

 具体的なポイントは下の図の青い部分にあるように、割安指標や配当の安定性、さらに買いが入りやすい親子逆転の要素がある銘柄に着目している。

 Bグループは攻め主体で、株価の成長力を重視して、キャピタルゲイン(値上がり益)を狙い、40~60銘柄を配分する。ここでは業績の変化や、ブームの兆しが表れテーマ化したり、業績への反映が期待できたりしそうなものに着目する(下の図)。

 では、次ページから具体的な銘柄の着眼点を見ていこう。

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※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。



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