<注目銘柄>=農業総研、産直野菜販売で取扱高増勢が顕著
農業総合研究所<3541>が中段もみ合いを経て上放れの兆しをみせている。同社は産直野菜の委託販売を手掛けており、具体的には全国の生産者から農協を通さずに農産物を集荷してスーパーなどの直売所で販売するというビジネスモデルだ。
19年8月期は営業赤字脱却となったもようだが、黒字幅は当初の5000万円から300万円に下方修正された。しかし、これは物流の先行投資負担が大きく影響したものでトップラインは34%増の31億円見通しと拡大が続いている。来期は大幅増収効果により利益回復も鮮明化しそうだ。
日本郵便や佐川急便などとの業務提携が寄与する形で流通取扱高の拡大が顕著であり、来期以降の利益成長に反映されそうだ。株価は1月18日に上場来高値1176円(株式分割後修正値)をつけた後、大幅な調整を余儀なくされたが、ここ売り物がこなれ戻り足を強めている。700円近辺を横に走る13週移動平均線を足場に上放れが期待できる。(桂)
出所:MINKABU PRESS
19年8月期は営業赤字脱却となったもようだが、黒字幅は当初の5000万円から300万円に下方修正された。しかし、これは物流の先行投資負担が大きく影響したものでトップラインは34%増の31億円見通しと拡大が続いている。来期は大幅増収効果により利益回復も鮮明化しそうだ。
日本郵便や佐川急便などとの業務提携が寄与する形で流通取扱高の拡大が顕著であり、来期以降の利益成長に反映されそうだ。株価は1月18日に上場来高値1176円(株式分割後修正値)をつけた後、大幅な調整を余儀なくされたが、ここ売り物がこなれ戻り足を強めている。700円近辺を横に走る13週移動平均線を足場に上放れが期待できる。(桂)
出所:MINKABU PRESS