ソフトバンク<
9434>が前日終値近辺で売り物を吸収する頑強な値動きをみせている。米中貿易協議に再び不透明感が漂っていることや世界景気の減速懸念を背景に主力輸出株に売り圧力が強いが、海外要因に影響されにくい内需の通信セクターは相対的な強さを発揮している。きょうスマートフォンなどに使う5Gの電波が同社を含む通信メガキャリアに割り当てられるということもあって、5G関連の切り口で買い戻す動きがあるようだ。同社の株価は公開価格を大きく下回る水準で推移しているが、時価は配当利回りが6%を超えており、これが株価の下支え要因となっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)