ティーライフ---2Qは2ケタ増収、各セグメントが順調に推移
ティーライフ<3172>は4日、2019年7月期第2四半期(18年8月-19年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.4%増の45.05億円、営業利益が同24.0%増の1.81億円、経常利益が同22.8%増の1.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.7%減の1.17億円となった。
小売事業の売上高は前年同期比13.0%増の30.41億円、海外の顧客開拓への積極投資等により、セグメント損失は0.34億円(前年同期は0.84億円の利益)となった。主力商品の健康茶、サプリメント、基礎化粧品を中心に展開するとともに、新商品のオールインワンシャンプーの拡販を進め、新規顧客獲得、定期会員の確保に注力した。子会社のLifeitにおいて、子育て関連やガーデン用品等の専門性の高いECサイトを展開し、各店舗毎の品揃え拡充により集客力の強化を図った。海外販売は、台湾を中心にアジア圏にて、インターネットサイトやSNS等に広告投下し、販路拡大に取り組むとともに、リピート率の向上に注力した。
卸売事業の売上高は前年同期比30.3%増の13.65億円、セグメント利益は低原価率の商品の販売が伸長したこと等により、同237.4%増の1.29億円となった。主力の北欧寝具ブランドに加え、高麗人参エキスを配合したサプリメント等をテレビショッピング中心に積極展開したほか、独自のあたたか素材を使用した衣類、キャラクター雑貨に加え、ギフト用セットや取引先のニーズに合わせたOEM商品の拡販を進めた。キッチン雑貨関連は、主力のスチームケースの販売に注力した。また、展示会への出展により、販路拡大にも努めた。
袋井センターを活用したプロパティ事業では、賃貸エリアの拡大及び物流業務の受託等により、売上高は同185.5%増の0.98億円、セグメント利益は同178.3%増の0.84億円となった。
2019年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比17.6%増の85.71億円、経常利益が同25.1%減の3.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.1%減の2.57億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ