NSW---DJI JAPAN、マイクロソフトと協業。ドローンとAIを活用し建築物メンテナンスサービス開発
日本システムウエア<9739>は30日、DJI JAPAN、日本マイクロソフトと協業し、建築物の外壁調査に対し、民生用ドローンとAI技術を活用した「建築物メンテナンスサービス」の開発で協業することを発表。
同社のDeepLearningを活用したAIソリューションとDJI JAPANのドローンと空撮技術力、日本マイクロソフトのクラウドプラットフォームという3社の強みを生かしたサービスの開発により、建築物の外壁調査業務効率化の推進が目的。
技術者の高齢化や少子化問題による人手不足が深刻になる一方、老朽化するインフラ・施設などの割合はますます高くなっており、建築物を安全に効率よく検査し、維持管理に役立てる仕組みを作ることが重要な課題。
既に3社でドローン撮影した建築物の全体画像を3Dモデル化し、AIで自動抽出したひび割れ個所を3Dモデルに重ねた損傷図を作成するシステムを構築し検証する実証実験を実施している。結果、ドローンの撮影画像から一般的なひび割れの許容範囲といわれる0.2mm幅相当のひび割れ箇所の検出ができ、ひび割れ検出技術とドローン撮影・操縦技術が実用に耐えうることを示した。
《SF》
提供:フィスコ