積水化成品工業<
4228>が後場一段高となっている。同社はきょう、タイ子会社が同国内で2拠点目となる工場を新設し、高機能および汎用発泡プラスチック成形品の生産を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。
タイ子会社であるSekisui Plasticsは、主に梱包資材や部材を自動車部品メーカーに供給しており、工場新設は電気自動車(EV)シフトが世界的に加速するなか、部材の軽量化・安全性・断熱性能向上などに寄与できる素材への要望が高まっていることが背景。今後の販売計画は、2020年度にタイ全体で約40億円としている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)