あすか製薬<
4514>が後場下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、高血圧症治療剤バルサルタン錠を自主回収すると発表しており、業績への影響を警戒した売りが出ているようだ。
同製品は中国の製薬会社で製造された原薬を使用していたが、原薬におそらく発がん性がある物質であると分類されているN-ニトロソジメチルアミン混入しているとの海外規制当局の情報を入手したためで、混入の程度や原因などは現在調査中としている。なお、同製品は今年4月1日に薬価基準から削除されている。また、納入した卸および医療機関は全て把握しているとしている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)