第一生命HD、T&DHDなど生保が業種別値上がり率トップ、米超長期金利も上昇顕著
第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>など生保株の上昇が目立つ。業種別騰落率でも保険セクターは銀行セクターをしのいで値上がりトップと気を吐いている。原油市況高などを背景としたインフレに対する思惑が米長期金利の上昇を招いており、米10年債利回りは直近2.96%台と約4年3カ月ぶりの水準に浮上、メガバンクや生保などにとって米国事業における運用環境の改善期待が株価にプラスに作用している。また、超長期金利である米30年債利回りも前週末時点で3.14%台と上昇傾向を強めており、長期運用を行う大手生保にとってフォローの風は強い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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