川崎重---小幅安、業績下方修正も想定線であく抜け感
川崎重<7012>は小幅安。3月30日に会社計画の下方修正を発表。通期営業利益は620億円から530億円に減額、北米車両案件での引当金130億円計上、為替の円高影響などが主因。車両案件では、想定していた追加車両の発注両数が大幅に減少すること、工程遅れなどによるコスト増から引当金を計上するもよう。ただ、業績下振れは織り込まれていたほか、新幹線台車フレーム亀裂問題にかかるコスト発生は想定以下との見方も多く、あく抜け感も台頭の形。
《DM》
提供:フィスコ