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宇徳---2Qも引き続き大幅増収増益を達成


宇徳<9358>は31日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.2%増の277.33億円、営業利益が同23.7%増の14.14億円、経常利益が同19.5%増の14.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.7%減の9.00億円となった。

港湾事業では、アジア航路コンテナ貨物が堅調に推移した他、空コンテナの取扱い、修理・モニタリングなどのコンテナ関連業務の好調が続いた。また、建機の取扱いが増加したことから、事業全体では前年同期比で増収増益となった。

プラント・物流事業では、2016年10月1日付で(株)ジャパンエキスプレスより、物流・その他関連事業を譲り受けたことから、前年同期に比べ貨物の取扱量が大幅に増加した。また、重量物輸送工事、橋梁・その他の工事についても、堅調に推移した。海外事業では、タイでの構造改革の効果が現れ始めている他、シンガポールでは大規模な石油化学プラント工事を完工し、マレーシアでもエチレン分解炉組み立て工事を取り進めた。しかし、海外顧客に提供していた日本国内における物流サービス(輸入通関手続きを含む)に係る業務受託料の回収見込みが不確定であり、当第2四半期において貸倒引当金を設定し、同額を貸倒引当金繰入額として計上した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.5%増の564.00億円、営業利益が同7.3%減の27.00億円、経常利益が同5.2%減の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.5%減の19.00億円となる見通しで変更はない。

《TN》

 提供:フィスコ

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