村田製は急反落、製造費用の大幅増で18年3月期営業利益予想を下方修正
村田製作所<6981>は急反落。10月31日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、営業利益を2260億円から1700億円(前期比15.5%減)へ、純利益を1740億円から1440億円(同7.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
スマートフォンの高機能化や自動車の電装化の進展を背景に、電子部品需要が好調に推移していることに加えて、9月に取得が完了したリチウムイオン2次電池が加わったことから、売上高は1兆2250億円から1兆3620億円(前期比19.9%増)へ上方修正した。ただ、技術難易度の高い新製品の不良率改善の遅れに伴う製造費用の大幅増加や、新製品の生産能力増強のための減価償却費や投資関連費用の増加、収益性の高い製品の需要回復が想定より遅れたことによる品種構成の悪化などが響き、利益は下方修正した。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6196億2200万円(前年同期比10.3%増)、営業利益995億6400万円(同8.2%減)、純利益910億7300万円(同7.5%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2017年11月01日 09時34分
スマートフォンの高機能化や自動車の電装化の進展を背景に、電子部品需要が好調に推移していることに加えて、9月に取得が完了したリチウムイオン2次電池が加わったことから、売上高は1兆2250億円から1兆3620億円(前期比19.9%増)へ上方修正した。ただ、技術難易度の高い新製品の不良率改善の遅れに伴う製造費用の大幅増加や、新製品の生産能力増強のための減価償却費や投資関連費用の増加、収益性の高い製品の需要回復が想定より遅れたことによる品種構成の悪化などが響き、利益は下方修正した。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6196億2200万円(前年同期比10.3%増)、営業利益995億6400万円(同8.2%減)、純利益910億7300万円(同7.5%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2017年11月01日 09時34分