アンリツは4ケタ大台復帰で4カ月半ぶりの新高値射程、5G関連で成長期待
アンリツ<6754>が4ケタ大台を回復、6月8日につけた年初来高値1085円の更新を射程圏に捉えてきた。通信計測器の大手メーカーで、次世代通信規格である「5G(第5世代移動通信システム)」関連の有力株として市場の注目度が高い。30日取引終了後に発表した18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は売上高が406億9000万円(前年同期比1.2%減)と微減だったものの、最終損益段階では1億9300万円の黒字(前年同期9700万円の赤字)と改善した。中期的な見地では、5Gの商用サービス開始に伴い、同社が手掛ける通信計測器の市場規模は大活況だったLTE関連の規模に匹敵するとの見方も市場では強く、引き続き成長期待が株価を押し上げている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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