日本タングステンが4連騰で6年半ぶり高値、放射線遮断技術で思惑高
日本タングステン<6998>が大幅高で4連騰、株価が低位に位置していることもあり、防衛関連の一角として個人投資家を中心とした短期資金の流入が勢いを増している。同社は粉末冶金技術で電極や電子デバイスを製造するが、タングステンとモリブデンの加工を手掛けることで放射線遮断関連の一角として物色資金を呼び込んでいる。業績も18年3月期は営業利益段階で前期比20%増の5億7000万円予想と回復色鮮明、PBR0.7倍台は指標面からも割安。株価は寄り付き早々に322円の高値に買われ、7月25日につけた年初来高値309円を上回った。時価は2011年4月以来、約6年半ぶりの高値圏。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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