ASJ---新技術「RNCDDS」に関する特許を国際出願
ASJ<2351>は10日、同社グループ企業ASUSA Corporation CEOで工学博士の西田博史氏とオレゴン州立大学が共同研究を進めている「Random Network Coded Distributed Data system」(「RNCDD」)に関して、特許協力条約に基づく国際出願(PCT 国際出願)を行ったと発表した。
「RNCDD」は、データ保護の堅牢性を保ちながらも、エンコード及びデコードにかかる時間を短縮する高速演算ライブラリや、エンコードされたデータへのアクセスを容易にするJavaScript プログラムを用いて、現在主流となっているストレージサーバに比べ、ハードウェア容量を3分の1にする技術である。これにより、クラウドシステムや映像・音楽ストリーミングサービスネットワークにおけるデータ保存量を減少させることが可能になる。
同社は、将来的には世界各国のCDN 業者・ストリーミングサービス提供者と連携し動画配信等のより効率的なビジネス展開を行うことを目指しており、今後世界各地で特許取得を進めていく予定。
《TN》
提供:フィスコ