サムコが急反落、17年7月期業績予想の下方修正と株主優待制度の一部変更を嫌気
サムコ<6387>が急反落し年初来安値を更新している。前週末9日の取引終了後、17年7月期の単独業績予想について、売上高を41億円から31億5000万円(前期比41.1%減)へ、営業損益を1億3000万円の黒字から3億2000万円の赤字(前期7億4400万円の黒字)へ、最終損益を8000万円の黒字から3億2500万円の赤字(同3億4800万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
高周波デバイスなど各種電子部品への設備投資需要の減速に加えて、新規の生産設備投資案件が先延ばしとなる傾向が継続しており、上期に続いて受注が伸び悩んでいることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(16年8月~17年4月)決算は、売上高23億6000万円(前年同期比40.7%減)、営業損益2億3100万円の赤字(前年同期5億7600万円の黒字)、最終損益2億3600万円の赤字(同2億7400万円の黒字)だった。
また同社では、株主優待制度の変更をあわせて発表しており、これもマイナス材料視されているようだ。従来は1月末時点で1単元(100株)以上保有する株主に対して、継続保有期間2年未満でクオカード1000円分、2年以上で2000円分を贈呈していたが、18年1月末時点の株主から保有株数を3単元(300株)以上に変更する。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
高周波デバイスなど各種電子部品への設備投資需要の減速に加えて、新規の生産設備投資案件が先延ばしとなる傾向が継続しており、上期に続いて受注が伸び悩んでいることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(16年8月~17年4月)決算は、売上高23億6000万円(前年同期比40.7%減)、営業損益2億3100万円の赤字(前年同期5億7600万円の黒字)、最終損益2億3600万円の赤字(同2億7400万円の黒字)だった。
また同社では、株主優待制度の変更をあわせて発表しており、これもマイナス材料視されているようだ。従来は1月末時点で1単元(100株)以上保有する株主に対して、継続保有期間2年未満でクオカード1000円分、2年以上で2000円分を贈呈していたが、18年1月末時点の株主から保有株数を3単元(300株)以上に変更する。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)