ラクオリア創薬---選択的ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)が日本で特許査定
ラクオリア創薬<4579>は、これまで日本で審査中だった、同社創出の選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの一つであるアミド誘導体について、日本で特許査定を受けたことを発表した。
特許査定は、特許庁の審査によって、特許権を与える価値がある出願発明であると判断された場合に示される評価である。特許査定の後に特許料を納付することによって登録特許となり、該当する国において特許権が発生することになる。今回の特許査定により、米国、中国に続き日本においても同社の知的財産権が強化される事になった。
選択的ナトリウムチャネル遮断薬は、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されており、副作用の少ない画期的新薬として、様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されている。
選択的イオンチャネル遮断薬の創製は、同社の主力プロジェクトのひとつ。今回の選択的ナトリウムチャネル遮断薬は、同社の強みであるイオンチャネル活性評価と疼痛領域に関する経験を活かした成果であり、今後も多くの治療用途を有するイオンチャネル創薬を進め、知的財産のポートフォリオの強化・充実に努めていくという。
《MW》
提供:フィスコ