<注目銘柄>=オカダアイヨン、好業績・割安でテーマ性も十分
破砕・解体用建機メーカーのオカダアイヨン<6294>を好業績で割安、さらにテーマ性も十分な銘柄として見直したい。同社の連結経常利益は、17年3月期に10億9200万円(前の期比51.4%増)、18年3月期に12億5000万円(前期比14.5%増)と2ケタ増益で、2期連続の過去最高益更新が見込まれる。
今期の具体的な取り組みとして(1)「ワクワクものづくり推進室」の新設により、産官学などの外部ファクターとの連携やIoT、AI、ICTの活用により、戦略的商品、次世代解体工法を研究・開発する、(2)欧州市場の開拓では、余力の大きいヨーロッパに拠点を開設し、新開発した欧米仕様圧砕機を投入しシェア獲得を目指す、(3)「働き方改革」への取り組みとしては、業務プロセス、職場環境、人事・労務諸制度などの見直しにより、生産性向上と社員満足度向上を図る――を挙げている。
中期経営計画(ローリングプラン)では、最終年度の20年3月期に売上高160億円(17年3月期の実績は131億1300万円)、経常利益15億円を目指している。東京五輪開催に関連した再開発に伴う需要や、米公共投資の拡大も追い風となる。
株価は4月14日に年初来安値972円をつけて以降、急ピッチな上昇をみせている。ところが、PERは依然として10倍台と割安水準にあり、上値余地は十分といえそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
今期の具体的な取り組みとして(1)「ワクワクものづくり推進室」の新設により、産官学などの外部ファクターとの連携やIoT、AI、ICTの活用により、戦略的商品、次世代解体工法を研究・開発する、(2)欧州市場の開拓では、余力の大きいヨーロッパに拠点を開設し、新開発した欧米仕様圧砕機を投入しシェア獲得を目指す、(3)「働き方改革」への取り組みとしては、業務プロセス、職場環境、人事・労務諸制度などの見直しにより、生産性向上と社員満足度向上を図る――を挙げている。
中期経営計画(ローリングプラン)では、最終年度の20年3月期に売上高160億円(17年3月期の実績は131億1300万円)、経常利益15億円を目指している。東京五輪開催に関連した再開発に伴う需要や、米公共投資の拡大も追い風となる。
株価は4月14日に年初来安値972円をつけて以降、急ピッチな上昇をみせている。ところが、PERは依然として10倍台と割安水準にあり、上値余地は十分といえそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)