JALは急落、18年3月期最終4割減益がネガティブサプライズに
JAL<9201>は急落、一時前週末比277円安の3243円まで売り込まれる場面があった。同社は4月28日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1兆3390億円(前期比3.9%増)、営業利益は1420億円(同16.6%減)、最終利益は1000億円(同39.1%減)を見込んでおり、増収ながら、大幅減益見通しにあることを嫌気した売りがかさんだ。国際線の単価上昇施策の効果が売り上げを後押しするが、その一方で整備費やシステム管理コストが利益を押し下げる。株価は前週末まで戻り歩調で5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現した矢先のネガティブサプライズとなった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)