<注目銘柄>=JUKI、工業用ミシンの好調続く
JUKI<6440>は、3月2日に年初来高値1494円をつけた後、調整局面にあるが、高値から約2割の下落で調整一巡感も台頭しており、再騰局面入りが期待できる。
主力の工業用ミシンの好調継続が見込まれる。アパレル向けは新興国での需要堅調が続くほか、中国で本格投入される新型機(デジタルミシン)も生産性の向上につながることから需要増が期待できる。また、非アパレル向けも、中国で自動車用シートの縫製工程への使用開始など新規案件が見込まれ、これらが工業用ミシンの売り上げを押し上げよう。
一方、赤字が続く産業装置事業は、前期でリストラが一巡。今期は新製品投入効果もあり、採算改善に向かいそう。会社側では17年12月期経常利益37億円(前期比22%増)を見込むが、市場予想の平均は45億円強となっており、上振れの可能性は大きい。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
主力の工業用ミシンの好調継続が見込まれる。アパレル向けは新興国での需要堅調が続くほか、中国で本格投入される新型機(デジタルミシン)も生産性の向上につながることから需要増が期待できる。また、非アパレル向けも、中国で自動車用シートの縫製工程への使用開始など新規案件が見込まれ、これらが工業用ミシンの売り上げを押し上げよう。
一方、赤字が続く産業装置事業は、前期でリストラが一巡。今期は新製品投入効果もあり、採算改善に向かいそう。会社側では17年12月期経常利益37億円(前期比22%増)を見込むが、市場予想の平均は45億円強となっており、上振れの可能性は大きい。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)