日立が急反落、南ア関連の損失で三菱重からの請求額が倍増
日立製作所<6501>が急反落。8日の取引終了後、同社と三菱重工業<7011>との合弁会社による南アフリカでのボイラー建設プロジェクトについて、三菱重から巨額の支払い請求を受けている問題に関して、三菱重からの請求額が従来の約3790億円から7634億円にほぼ倍増したと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
同プロジェクトは、07年に日立が当時のレートで総額約5700億円で受注した大型プロジェクト。三菱重工と日立が火力発電事業を統合し、三菱日立パワーシステムズが誕生した際に、日立の南ア子会社からプロジェクトを譲渡されたが、工期の遅れなどから損失が発生し、その損失負担を巡って日立が三菱重から支払い請求を求められている。
なお日立では、「16年3月(前回)の請求と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられないが、今後も協議を継続する」とコメントしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同プロジェクトは、07年に日立が当時のレートで総額約5700億円で受注した大型プロジェクト。三菱重工と日立が火力発電事業を統合し、三菱日立パワーシステムズが誕生した際に、日立の南ア子会社からプロジェクトを譲渡されたが、工期の遅れなどから損失が発生し、その損失負担を巡って日立が三菱重から支払い請求を求められている。
なお日立では、「16年3月(前回)の請求と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられないが、今後も協議を継続する」とコメントしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)