洋ゴムが3日続落、産業用ゴムでの新たな不正発覚を嫌気
東洋ゴム工業<5105>が3日続落。7日の取引終了後、船舶のバルブなどに使われる「シートリング」と呼ばれる産業用ゴム製品に関して、子会社の東洋ゴム化工品が必要な頻度の検査を行わず、また、未測定にもかかわらず過去の合格データを転記して、今年1月末までの8年間出荷していたと発表しており、都合4度目の不正行為を嫌気した売りが出ている。
同社では、07年に断熱パネルの性能偽装が発覚。その後、免震ゴムや防振ゴムに関しても不正が発覚し、再発防止策を進めていたが、そのなかで今回の検査不正が明らかになったという。なお、業績に与える影響は、同件に関連して起こり得る費用発生に対する想定材料が不十分なため、その算定はできないとしているが、信頼失墜ともいえる状況が売り材料視されているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社では、07年に断熱パネルの性能偽装が発覚。その後、免震ゴムや防振ゴムに関しても不正が発覚し、再発防止策を進めていたが、そのなかで今回の検査不正が明らかになったという。なお、業績に与える影響は、同件に関連して起こり得る費用発生に対する想定材料が不十分なため、その算定はできないとしているが、信頼失墜ともいえる状況が売り材料視されているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)