JFE、新日鉄住金など買われる、鉄鋼セクターが業種別値上がりトップに
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が一時4.4%高に買われたほか、新日鉄住金<5401>も買い優勢となり、業種別値上がり率で「鉄鋼」は33業種中トップに買われている(10時30分現在)。
ここ世界的な景況感の改善や米国や中国のインフラ投資拡大の流れを背景に産業資材としての鋼材へのニーズが高まっている。中国の鉄鋼の過剰生産による供給過剰も、直近は中国が国内の鉄鋼生産能力を削減する方針にあり風向きが変わった。「米国でもUSスチールなどの株価が上昇基調にあり、東京市場でも大手鉄鋼株をはじめとして水準訂正期待が高まっている」(国内準大手証券)という。原料炭の値下がりで足もとコスト面が改善していることもポイントだ。
そうしたなか、1月31日取引終了後にJFEが17年3月期の連結業績予想の修正を発表。為替の円安メリットや在庫評価益が貢献して営業利益を500億円から800億円(同11.7%減)へ、最終利益を150億円から500億円(同48.6%増)へ増額修正しており、これも買い手掛かり材料となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
ここ世界的な景況感の改善や米国や中国のインフラ投資拡大の流れを背景に産業資材としての鋼材へのニーズが高まっている。中国の鉄鋼の過剰生産による供給過剰も、直近は中国が国内の鉄鋼生産能力を削減する方針にあり風向きが変わった。「米国でもUSスチールなどの株価が上昇基調にあり、東京市場でも大手鉄鋼株をはじめとして水準訂正期待が高まっている」(国内準大手証券)という。原料炭の値下がりで足もとコスト面が改善していることもポイントだ。
そうしたなか、1月31日取引終了後にJFEが17年3月期の連結業績予想の修正を発表。為替の円安メリットや在庫評価益が貢献して営業利益を500億円から800億円(同11.7%減)へ、最終利益を150億円から500億円(同48.6%増)へ増額修正しており、これも買い手掛かり材料となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)