トヨタなど自動車株が売られる、トランプ発言による円高進行を嫌気
トヨタ自動車<7203>、富士重工業<7270>、ホンダ<7267>など自動車株が大きく売り先行。いずれも前日にマドを開けて売られたが、きょうも下値模索の展開でスタートした。トランプ米大統領や政権の幹部が貿易相手国である中国や日本の通貨政策を批判する発言を行ったことが影響して、外国為替市場では足もと1ドル=112円台後半まで円高が進行、これがリスクオフの流れを増幅させ主力輸出株にネガティブに働いている。特に、為替感応度の高い自動車セクターは株価への下押し圧力が強い。もっとも各銘柄の株価は13週移動平均線との上方カイ離が解消されており、売り一巡後は目先リバウンド狙いの押し目買いを誘導しやすいタイミングにはある。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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