新日鉄住金<
5401>が4日ぶり急反発し昨年来高値2805円更新を視野に入れているほか、ジェイ エフ イー ホールディングス<
5411>も5%を超える上昇をみせるなどリバウンド態勢にあり、「鉄鋼」セクターは前場時点で業種別値上がり率3.6%と断トツに買われている。
各社生産調整の効果が出始め、2020年の東京五輪開催を背景とした建材特需もあって鋼材の値上げの動きが顕在化している。安倍政権が打ち出す事業規模28兆円の経済対策効果も期待されるところで、鉄鋼株は25日移動平均線を下回った場面では大口の買いが入ってくるケースが多い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)