GSIクレオスが急騰、ナノカーボン分野の実力に再脚光
GSIクレオス<8101>が大幅高、商いを大きく膨らませて一時15%近い上昇で147円まで買われる場面があった。同社は繊維を主力とする専門商社だが、工業製品など非繊維部門を開拓、ナノテク分野に展開し、特にナノカーボンの代表的材料であるカーボンナノチューブ(CNT)の開発で先駆している。PBRがわずか0.5倍台と株価指標面で割安感があることで低位株物色人気のターゲットとなっている。きょうは炭化ケイ素(SiC)関連として日本カーボン<5302>がストップ高カイ気配に買われており、パワー半導体用の炭化ケイ素加工サービスへの展開で実績を持つ同社は、連想買いを呼び込んでいる面もあるようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)