アイビーシー---日本IBMとハイブリッドクラウドのエンタープライズ領域のビジネス拡大に向けた技術検証を実施
アイビーシー<3920>は1日、同社の性能監視ツール「System Answer(システムアンサー)シリーズ」と、日本IBM(本社:東京都中央区)が提供する「IBMクラウド」を組み合わせ、企業のハイブリッドクラウド展開を支援するため、エンタープライズ領域のビジネス拡大に向けた技術検証を始めたと発表した。
今年2016年の春に行われた米国IBMと米国VMwareの提携によって、ハイブリッドクラウド環境をより簡単に、よりセキュアに構築することが可能となったことを受け、ハイブリッドクラウドの運用上、重要な課題となるインフラ品質の可視化を実現すべく、「System Answerシリーズ」とIBMクラウドとの連携ソリューションについて、日本IBMの技術支援を受けて検証したという。
今回の検証では、インフラ環境の一元把握のみならず、エンタープライズで特に需要の高いBCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)対策やDR(災害復旧:Disaster Recovery)対策、セキュリティ強化への有効性を確認した。本検証を通じて「System Answer シリーズ」のエンタープライズ領域強化による、ハイブリッドクラウド環境の運用負荷軽減と、インフラ品質の向上が確認できたことで、同社は今後IBMクラウドユーザーへの付加価値提供が可能となるという。
今後、同社ではIBMクラウドのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース:Application Programming Interface)対応による独自機能の強化や、エンタープライズ領域での販売促進等、日本IBMとのパートナー関係を一層強固にする方針。
《HK》
提供:フィスコ