スマバ、上期最終を7.7倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額

今後益々広範化・複雑化するクラウド化ニーズに、より適切に対応するため、コアコンピタンスに経営資源を集中すべく事業の見直しを進めてまいりました。当社の更なる成長に向けた中長期的視点での事業構造改革の一環として、データセンター事業の戦略の見直しを行い、将来におけるデータセンターの設備更新・拡張性や効率性を勘案し、今後は自社保有のデータセンターによるサービス提供ではなく、大手事業者のアウトソーシングを活用し、クラウド事業のサービスレベルの維持・向上を進めていくことが、お客様のニーズにお応えする最適なソリューションの提案につながるとの判断に至り、本日「固定資産の譲渡及び特別損益の計上」で別途公表しましたとおり、データセンターファシリティの譲渡を行うことといたしました。上記のデータセンターファシリティの譲渡に伴い、固定資産売却益約343百万円を特別利益として計上し、事業再編費用等約131百万円を特別損失として計上いたします。以上の理由により、第２四半期（累計）の業績におきましては、前回予想数値を上回る見込みとなったため業績予想数値を上方修正いたします。なお、平成30年６月期通期業績予想につきましては、大手事業者のデータセンターの利用への移行期間中の既存顧客対応に注力するため、当初想定していた新規顧客受注の見直しを行っております。業績動向の不確実性を考慮し、当該受注見直し、データセンターファシリティの譲渡に伴う特別利益の計上及び大手事業者のデータセンターの利用への移行に伴う特別損失の計上の影響のみを加味して業績予想数値の修正をしております。また、今後の業績動向の状況等を踏まえ、通期業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。（注）上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後、様々な要因によって上記予想数値と異なる可能性があります。