Ｇダイニング、前期最終を一転赤字に下方修正

連結累計期間（平成28年1月1日～平成28年9月30日）において、為替差損89百万円を営業外費用に計上しておりましたため、平成28年12月期通期（平成28年1月1日～平成28年12月31日）においては、為替差益７百万円を営業外収益に計上する見込みとなりました。２．特別損失の内容　 収益改善の見込めない店舗等の閉店により店舗閉鎖損失６百万円を計上いたします。また、閉店及び当社所有の事業用資産について収益性の低下により減損の兆候が認められたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失32百万円を計上いたします。以上により通期の特別損失は、39百万円を計上する見込みとなりました。３．平成28年12月期（連結）通期業績予想の修正の理由　 国内については、８月の台風等の天候不良やオリンピック期間中の外出控えの影響もあり、客数が大幅に減少いたしました。年末の繁忙期には回復に向かうと見込んでおりましたが、その後も想定した客数に戻らず、売上高は計画値を下回る見通しです。利益面においては、売上高の減少や地代家賃の上昇に伴う固定費の増加に加えて、昨今の人材不足、社会保険料の負担増といった影響から労務費率が想定以上に悪化したことを受け、売上原価が悪化しました。さらには、前述の特別損失を計上した影響から、営業利益、経常利益、当期純利益についても計画値を下回る見通しです。　 海外については、全面改装した店舗の立上げに苦戦し、店舗のオペレーションの見直しやマネジメント体制の変更を行いましたものの、想定した売上高を確保できず、計画未達成となる見通しです。　利益面においては、売上高の減少の影響を受け営業利益は悪化したものの、「1.営業外収益（為替差益）の内容」に記載の通り、為替相場が円安に動いたことにより、為替差損を計上する見通しが為替差益の計上となりましたため、経常利益、当期純利益は計画値より赤字幅が縮小する見通しとなりました。　 上記の結果、連結において売上高及び利益につきましても計画未達成となる見通しです。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。