ワイヤレスゲート---タンジェリン社への追加出資とWi-Fi事業での業務提携の推進を決議

ワイヤレスゲート<9419>は、12月20日開催の取締役会にて、2016年10月13日に出資を開示したタンジェリン社への追加出資と、Wi-Fi事業での業務提携の推進を決議したと発表した。追加出資はタンジェリン社が行う第三者割当増資にて株式を取得する方法をとる。出資金額と出資比率は非公開だが、タンジェリン社が同社の関連会社にならない範囲の比率となる。追加出資契約締結日は2017年12月20日、払込期日は12月25日を予定。

今回の追加出資と業務提携により、同社が国内で拡大させている世界で最も知名度の高いWi-Fiサービス「FON」を含む同社のWi-Fiインフラと、タンジェリン社のBLEビーコン（Bluetooth Low Energy：Bluetooth信号の発信機で極力電力を使わない規格）でのロケーションサービスを連携させ、インバウンド向け情報発信サービスや位置情報連動型広告サービスなど、マーケティング活用を中心としたビッグデータ事業の拡大を共同で推進していく意向。

ワイヤレス・ビジネスドメイン事業は堅調。認証プラットフォームサービスで大型案件の売上を計上。17.12期通期は増収見通し。WiMAXの会員数増加やテーマ性が下支え要因になり、今後の株価は調整一巡へ。

会計期／実予／売上高／営業利益／経常利益／純利益／EPS／配当
17.12期連／Ｆ予／13,110／860／730／440／42.61／28.00
18.12期連／Ｆ予／13,900／1,070／940／620／60.04／29.00
※単位：百万円、円、Ｆ予：フィスコ予想（執筆日：2017/10/28）

《MW》

　提供：フィスコ