エフ・ジェー・ネクスト---1Q減収減益となるも、通期予想は据え置き、2Qの進捗率も順調
エフ・ジェー・ネクスト<8935>は1日、2018年3月期第1四半期(17年4月-6月)連結決算を発表。売上高は前期比3.1%減の144.42億円、営業利益は同9.6%減の15.95億円、経常利益が同12.8%減の15.91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同25.8%減の8.77億円となった。
不動産開発事業の売上高は前期比6.7%減の126.86億円、セグメント利益は同19.3%減の12.49億円となった。自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション307戸を販売し、ワンルームマンション売上高102.55億円(473戸)、ファミリーマンション売上高7.59億円(20戸)、その他収入16.72億円となった。不動産管理事業は、管理物件の増加などにより堅調に推移し、また建設事業も、外部受注の増加などで大きく伸びた。
2018年3月期の業績予想は期初公表値を据え置いた。売上高は前期比4.2%増の640.00億円、営業利益は同25.1%減の60.00億円、経常利益は同26.0%減の60.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.8%減の39.00億円を見込む。なお、第2四半期の計画に対する第1四半期の進捗率は売上高で51.6%、営業利益で69.3%となっており、通期計画の達成に向けて業績は順調に推移している。
《TN》
提供:フィスコ