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8133 伊藤忠エネクス

東証P
1,567円
前日比
-5
-0.32%
PTS
1,568.9円
10:16 03/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.1 1.10 3.32 33.67
時価総額 1,832億円
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伊藤忠エネクス---上期売上総利益以下過去最高益、2Qも大幅増収増益で着地


伊藤忠エネクス<8133>は31日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前年同期比8.9%増の5,079.90億円、営業活動に係る利益が同21.5%増の94.21億円、税引前四半期利益が同14.4%増の82.82億円、当社株主に帰属する四半期純利益が同7.1%増の39.69億円となり、売上総利益以下過去最高益となった。

ホームライフ部門の売上収益は前年同期比15.0%増の400.88億円、営業活動に係る利益は同28.8%増の8.91億円となった。LPガス直売顧客軒数が前期より若干減少したが、販売数量は前年同期を上回った。損益面については、LPガス輸入価格下落の影響による利幅の圧縮があったが、電気事業と堅調な機器販売が貢献し、営業活動に係る利益は前年同期を上回った。

電力・ユーティリティ部門の売上収益は前年同期比13.2%増の323.26億円、営業活動に係る利益は同12.8%増の38.76億円となった。電力事業の電力販売分野は、家庭向け及び法人向けの電力販売を推進し、販売数量及び損益は前年同期を上回った。発電分野は、総発電量は前年同期と同水準となったが、原材料費の上昇を受け、損益面では前年同期を下回った。熱供給事業の売上高は前年同期を上回ったが、既存設備の更新に伴う設備除却費用等により、損益面は前年同期を下回った。

生活エネルギー・流通部門の売上収益は前年同期比10.3%増の2,410.06億円、営業活動に係る利益は同95.6%増の37.19億円となった。国内燃料需要の継続的減少という事業環境の中、販売数量、損益共に前年同期を上回った。

産業エネルギー・流通部門の売上収益は前年同期比40.7%増の389.75億円、営業活動に係る利益は同71.4%減の3.24億円となった。船舶燃料販売事業は、7月に配給船を新造し、全国で7隻の国内配給船体制を構築した。新たな事業基盤の構築として、火力発電所から排出される石炭灰を再利用して販売するフライアッシュ事業は、8月に「カノウエフエイ株式会社」を設立し、11月より営業を開始する予定である。また、船舶から回収される廃油をリサイクルし再生油として販売するスロップ・再生油事業も、着実に推進を行っている。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.8%増の11,500億円、営業活動に係る利益が同16.2%減の165億円、税引前利益が同8.0%減の178億円、当社株主に帰属する当期純利益が104億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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