オーハシテクニカ---第3四半期累計決算は減収となるも四半期純利益は1.0%増

オーハシテクニカ<7628>は2月7日に2017年3月期第3四半期累計（2016年4-12月期）決算を発表。売上高が前年同期比6.9%減の282.12億円、営業利益が同10.6%減の30.26億円、経常利益が同12.1%減の30.13億円、四半期純利益は資産(旧本社)売却により同1.0%増の23.08億円となった。

セグメント利益について、日本が前年同期比6.4%減の13.08億円、米州は同8.6%減の9.5億円、中国は同12.0%増の4.2億円、アセアンは同38.8%減の2.14億円、欧州は同9.8%減の2.13億円となった。自動車業界においては、アセアン市場の回復は依然遅く、米国市場の伸び率も鈍化している。しかし中国市場は減税効果で好調な推移が続いており、日系自動車メーカーの海外生産全体は増加。また日本市場では、軽自動車の販売不振の影響があり国内生産はほぼ横ばいとなっている。

17年3月期通期については、売上高が前期比7.5%減の370.00億円、営業利益が同17.9%減の37.00億円、経常利益が同20.2%減の36.50億円、当期純利益が同9.3%減の27.00億円とする16年11月7日に修正した業績予想を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ