IRJ?HD---2017年3月期第3四半期累計決算は過去最高の収益を達成、利益率がほぼ倍増
アイ・アールジャパンホールディングス<6035>は3日、2017年3月期第3四半期累計(2016年4~12月期)決算を発表した。売上高が前年同期比13.4%増の29.27億円(前年同期は25.82億円)、営業利益が同57.9%増の8.06億円(前年同期は5.11億円)、経常利益が同57.9%増の8.06億円(前年同期は5.10億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.2%増の4.92億円(前年同期は3.34億円)となった。
同社グループの主力業務であるSRコンサルティングの売上が伸長するとともに、投資銀行業務において受託している一部の大型案件が完了するなど売上高が増加。更に、利益面においてもSRコンサルティングにおける付加価値が向上し効率性が高まり、収益性の高い投資銀行案件が増加した。加えて前年度本社移転のため一時的に増加していた支払家賃等が減少したため、利益面では昨年を大きく上回る結果となった。第3四半期連結累計期間の売上、利益とも過去最高を達成した。
2017年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比9.5%増の38.00億円、営業利益が同28.1%増の10.00億円、経常利益が同28.2%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.0%増の6.50億円とする。期初計画から売上高は据え置いているが、利益面では上方修正を行っている。
《TN》
提供:フィスコ