東邦チタニウム<
5727>が堅調に推移し年初来高値を更新している。同社は19日取引終了後に、福岡県の若松工場内で建設を進めていたニッケル粉新工場が完成したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。
ニッケル粉は積層セラミックコンデンサー(MLCC)の内部電極材料として使用され、新工場の建設は電子機器の高機能化やIoT、自動車電装化の進展でMLCCの需要が拡大していることが背景。なお、新工場の生産能力は月産30トンで、茅ケ崎工場とあわせた月産能力は90トンとなる。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)