大王紙が4日続伸で年初来高値目前、家庭紙インバウンド需要とM&A効果発現で見直し買い
大王製紙<3880>が4日続伸と戻り足を強め、5月11日につけた年初来高値1493円の更新を目前に捉えている。紙パルプ業界上位のシェアを有し、特に注力する家庭紙ではトップに位置しており、「(家庭紙)はインバウンド需要などが売り上げ拡大に寄与している」(国内中堅証券)状況。家庭紙で実績の高い日清紡ペーパープロダクツ(現ダイオープロダクツ)を買収したことで、18年3月期はこの効果発現から営業利益段階で前期比6%増の250億円を見込んでいる。また、中国で紙おむつの販売が急速に伸びており、海外事業の成長が今・来期の業績に反映されるとの思惑も出ている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)