パレモは小動き、４月既存店売上高は３カ月連続で前年下回るも反応限定的

　パレモ<2778>は小動き。２７日の取引終了後に発表した４月度（３月２１日～４月２０日）の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比２．４％減と３カ月連続で前年実績を下回ったが、市場の関心は限定的のようだ。

　アパレル事業は、春物販売は順調に推移したものの、客数の多い春休み期間で気温の上昇が鈍かったことから、先行して品ぞろえした初夏物が低調だった。また、雑貨事業でもアパレル同様に気温の影響でシーズン商品は苦戦したが、新生活やレジャー関連の新規商品が貢献したほか、バッグ業態のインセンスはじめ、ライフスタイル提案型の商品も順調に稼働し、前月に比べると減収幅が改善した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）